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「TOEICの単語帳って、どれを選べばいいんだろう?」
書店に行けば何十冊もあり、ネットで調べれば「おすすめ10冊」のような記事ばかり。社会人にとって、勉強より先に教材選びで疲れてしまうのは、本当にもったいないことです。
結論からお伝えします。
TOEIC対策の単語帳は、『金のフレーズ』1冊で十分です。
私(ショウ)は元・英語アレルギーの社会人ですが、TOEIC400点台 → 755点を独学で達成しました。そのとき実際に使った単語帳は、金のフレーズ(通称:金フレ)たった1冊だけです。
この記事では、その理由・実際のレビュー・私の使い方・向き不向きまで、すべて正直に公開します。
📎 関連記事:社会人が独学でTOEIC400点台→755点を取った勉強法【全記録】

単語帳選びで時間を使いすぎて、結局始められない人多いんですよね…
ネット記事の「単語帳10冊紹介」が役に立たない理由
「TOEIC 単語帳 おすすめ」で検索すると、必ず出てくるのが10冊紹介系の記事です。
正直に言います。あれは、ほとんどの社会人にとって意味がありません。
理由は3つです。
- 10冊も買えないし、買っても使い切れない
社会人は時間がありません。10冊やる時間があるなら、1冊を完璧にした方が確実にスコアが上がります。 - どれを選べばいいか判断材料がない
「初心者向け」「中級者向け」とラベルだけ並んでも、自分がどこに当てはまるか分からないのが普通です。 - 書いている人が全部使い込んでいない
10冊すべてを自分で本当に使い込み、結果を出した人が書いた記事は、ほぼ存在しません。
教材選びにかける時間は30分で十分。最短ルートは「定番の1冊」を信じて始めることです。
そして、TOEICにおけるその定番が、これからお話しする『金のフレーズ』です。
なぜ『金のフレーズ』なのか
『金のフレーズ』(朝日新聞出版/TEX加藤 著)は、TOEIC界では知らない人がいない、いわば業界標準の単語帳です。
ここでは「なぜこの1冊で十分なのか」を、感覚論ではなく構造で説明します。
TOEIC専用に設計されている
一般的な英単語帳は、大学受験・日常会話・ビジネス英語など、用途が混ざっています。
一方、金フレに収録されているのはTOEICに出る単語だけ。「TOEICで点を取る」という目的に、語彙が完全に最適化されています。
限られた勉強時間でTOEICのスコアを伸ばすなら、出題と直接関係のない単語に時間を使うのはもったいない。スコアアップに直結する単語だけに集中できる、これが第一の理由です。
著者がTOEIC界の第一人者
著者のTEX加藤氏は、TOEIC990点(満点)の常連で、TOEIC研究の第一人者として知られています。本人が毎回受験し、出題傾向を分析した上で改訂を続けているため、最新の試験傾向に合っているという安心感があります。
書店で必ず見かける定番のロングセラー
版を重ね続けてきた、TOEIC単語帳の定番ロングセラー。書店のTOEICコーナーに行けば、必ず平積みされている1冊です。
「みんなが使っている」という事実は、教材選びにおいては大きな意味があります。なぜなら、TOEICで点を取った人の多くが、この1冊を通っているということだからです。
スコア帯別にレベル分けされている
金フレの最大の特徴は、収録単語が600点レベル / 730点レベル / 860点レベル / 990点レベルに分かれていること。
自分の目標スコアに合わせて、どこまでやればいいかが明確です。
たとえば「まずは600点」を目指すなら、最初は600点パートだけを徹底的に。これだけで、社会人として「英語できますね」と言われるラインまで届きます。



目標スコアに合わせて、やる範囲を絞れるのが本当にありがたかったです!
金のフレーズ徹底レビュー【実体験】
購入のきっかけ
私が金フレを買ったのは、TOEICの勉強を本格的に始めようと決めた時期でした。
最初はネットで「TOEIC 単語帳 おすすめ」を検索し、金フレの評判が圧倒的に良かったので候補に。とはいえ、ネット情報だけで決めるのは少し不安だったので、書店に行って実際に中身を確認しました。
手に取ってみてまず感じたのは「これなら続けられそう」という感覚です。
ページの作りがシンプルで、ごちゃごちゃしていない。自分でも気負わずに開けそうだと感じて、その場で購入しました。
使ってみての率直な感想
▼ サイズ感がちょうどいい
金フレは少し細めのコンパクト判で、カバンのサイドポケットや上着のポケットにすっと収まるサイズです。
通勤中に片手でさっと開けて確認できるのは、毎日触る教材として大きな利点でした。
▼ レイアウトが見やすい
左側にフレーズ、右側に単語の解説。赤シートで隠せばすぐに自分でテストできる、シンプルな構造です。
情報量が詰め込まれすぎていないので、疲れた帰りの電車でも「少しだけならやろうかな」と思えたのが大きいです。
▼ 「学んだ単語が本番で出る」感動
これは本当に嬉しい体験でした。
金フレで覚えた単語が、TOEIC本番の試験中にそのまま出題される場面が何度もあったのです。「あ、これ、金フレでやったやつだ」と分かった瞬間の安心感は、独学者にとって何よりのモチベーションでした。
「これは良かった」具体ポイント
▼ 赤シートで隠しながら問題形式で解ける
ただ眺めて覚えるのではなく、赤シートで日本語訳や英単語を隠して自分でテストする形式で進められます。
受け身の暗記ではなく「思い出す訓練」になるので、本番で単語が瞬時に出てくる力が身につきました。
▼ チェックボックスで苦手が可視化される
各単語の横にチェックボックスがついており、間違えた問題に印をつけていけます。
何周もしていると、自然に「自分が何度も間違える単語」だけが浮かび上がってきます。苦手だけを集中的に復習できる仕組みが、最初から教材に組み込まれているのは大きな利点でした。
購入前によくある不安に答えます
Q1. 「シンプルすぎて物足りないのでは?」
これはむしろメリットだと感じました。社会人にとって、情報量が少ない=1日に進めるページを増やせるということ。最初はワンフレーズのシンプルさが気になったものの、結果的に高速で周回できたことがスコアアップに直結しました。解説や例文をじっくり読みたい人には物足りないかもしれませんが、「とにかく回数を増やしたい」人には逆に最適です。
Q2. 「上級者には簡単すぎる?」
TOEIC900点以上を本気で目指す上級者には、序盤の単語は易しく感じるかもしれません。ただ、金フレには990点レベルパートまで収録されているので、800〜900点台を目指す段階でも十分活用できます。私のように400点台から始める人にとっては、ちょうどいい入口です。
Q3. 「TOEIC以外には使えないのでは?」
金フレは確かに「TOEICで問われる頻度」を基準に単語が選ばれているので、英会話や英検対策の単語帳とは方向性が違います。ただ、収録されている単語の多くは、ビジネスメールや日常会話でも普通に使われるもの。もちろん、英会話や英検がメイン目的なら専用の単語帳のほうが効率的です。でも「TOEICで点を取りつつ、英語の基礎力も底上げしたい」という社会人にとっては、金フレは十分すぎる教材です。



不安に見える部分も、見方を変えればむしろメリットだったりするんですよね。
スコア推移との紐付け
参考までに、私のスコア推移はこちらです。
| 受験回 | スコア |
|---|---|
| 1回目 | 400点台後半 |
| 2回目 | 550点 |
| 3回目 | 685点 |
| 4回目 | 755点 |
金フレは、このすべての時期で使い続けた、唯一の単語帳です。最初は600点パートを、後半は730点・860点パートを中心に。1冊を長く使えたことが、スコアが安定して伸びた大きな要因だと感じています。
私の使い方【全公開】
ここからは、私が実際にやっていた金フレの使い方を、できるだけ具体的にお話しします。
基本方針:「レベルごとに段階的に攻略」
金フレはスコア帯別にパートが分かれているので、最初から全範囲をやろうとしないのがコツです。
私は次の順序で進めました。
- 600点レベルを完璧にする
- 仕上がったら730点レベルに進む
- さらに余裕が出てきたら860点レベルへ
最初から860点や990点のページに手を出すと、知らない単語ばかりで挫折します。自分の目標スコアの少し上までで十分です。
1周目〜3周目:とにかく全体に「触れる」
1〜3周目は、完璧に覚えようとしないのが大事です。
赤シートで日本語訳を隠し、英語を見て意味を答える。分からなければ即答えを見て、すぐ次へ。1単語に時間をかけません。
書いて覚えるのはやりませんでした。理由はシンプルで、時間対効果が悪すぎるからです。
代わりに、とにかく何度も出会う回数を増やす。これだけを意識しました。
4周目以降:チェックボックスで「苦手だけ」に絞る
4周目からが、金フレの真骨頂です。
- 間違えた単語にチェックを入れる
- 次の周は、チェックがついた単語だけを解く
- それでも間違えたら2つ目のチェック
- チェックが多い単語ほど、自分にとっての「本当の苦手」
これを繰り返していくと、繰り返す単語の数がどんどん減っていくイメージです。
最後には、本当に覚えられない10〜20語くらいが残るので、それは朝の時間に個別で復習していました。
いつ・どこでやっていたか
私が金フレを使っていたのは、主に家でした。
単語帳は「目で見るだけ」で終わらせるより、声に出して発音しながら覚えるほうが圧倒的に記憶に残ります。電車の中で発音するのは難しいので、自然と家での学習がメインになりました。
- 家(メイン):声に出して発音しながら赤シートで隠して学習
- 通勤電車(補助):サイズがちょうどよく出し入れしやすいので、座れたときにさらっと確認
- 朝の時間:なかなか覚えられない単語だけを個別に復習
家でガッツリ向き合うのが基本、電車は「触れる回数を増やす」ための補助。「家=腰を据えた学習/外=手軽な学習」のバランスに、自然と落ち着いた形です。
復習タイミング
「翌日に復習」「週末に復習」のような厳密なルールは決めませんでした。
それよりも、とにかく回す回数を増やすことを優先。なかなか覚えられない単語だけは、朝のまだ頭がクリアな時間に個別復習することで、定着率を上げていました。



「書く」より「出会う回数を増やす」。これだけで定着のしかたが変わりました。
向いている人・向かない人
向いている人
- TOEICで600〜800点を本気で目指す人
- 社会人で隙間時間に勉強したい人
- 1冊をやり切るタイプの人
- シンプルな構成が好きな人
- 「書く勉強より反復」が合う人
向かない人
- 例文・解説がたっぷりある単語帳が好きな人
- TOEICではなく英会話・英検を主目的にしたい人
- すでにTOEIC900点以上で、語彙の上限を超えたい人
- 「書いて覚える派」で、それを変えたくない人
「TOEIC600〜800点を目指す社会人で、隙間時間を使って勉強したい」という方には、まず1冊目はこれで間違いないと、自信を持って言えます。
併用すべきもの/不要なもの
✅ 併用すべき:公式問題集
単語帳だけでスコアは上がりません。
金フレ(語彙) × 公式問題集(実戦)の2冊が、TOEIC対策の黄金コンビです。
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❌ 不要:他の単語帳
おすすめは、「他の単語帳に浮気せず、金フレをとことんやり込む」こと。
TOEICで出る単語はすでに金フレでカバーされているので、新しい単語帳に手を出すより、金フレの730点・860点パートを徹底的に固める方が、スコアアップの近道です。
社会人の勉強は「広く浅く」ではなく「狭く深く」が正解。私はこの考え方を金フレで学びました。
まだ手元にない方は、最新版の『金のフレーズ』
よくある失敗パターン
失敗①:1周目で完璧を目指す
「1ページごとに完璧に覚えてから次へ」と進めると、3日で挫折します。
1周目は30〜40%覚えていれば合格。何周もすることが前提の単語帳です。
失敗②:書いて覚える
ノートに書き写すのは、社会人にとって時間対効果が悪すぎます。
赤シートで隠して、口の中で答えるだけで十分。これを高速で何度も繰り返すのがコツです。
失敗③:途中で他の単語帳に浮気する
結論:大丈夫です。浮気せず、金フレを最低5周すること。そこからすべてが始まります。



私も最初は不安でした。でも、信じてやり切ったからこそ、755点までたどり着けました!
まとめ:迷う時間を、勉強時間に変えよう
- 単語帳は金のフレーズ1冊でいい
- スコア帯別パートを段階的に攻略する
- 書くのではなく、赤シート × 反復回数で覚える
- 他の単語帳には浮気しない
今日この1冊を買って、明日からほんの数分でも、開いてみてください。3ヶ月後の自分が、確実に変わります。
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