社会人が独学でTOEIC400点台→755点を取った勉強法【全記録】

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「英語なんて大人になったら使わないし」

そう思いながら中学・高校と英語を避け続け、高校では赤点を取るほど英語が苦手だった私が、社会人になって独学でTOEIC755点を取得しました。

最初のTOEICスコアは400点台後半。リスニングは何を言っているか全くわからず、リーディングは時間が全然足りない。「こんなに難しいのか…」と正直絶望しました。

数年かけて英語の基礎を学び直してきたのに、初めてのTOEICで400点台後半…『これだけやってこの点数か』って正直、心が折れかけました。

でも、仕事をしながら毎日コツコツと勉強を続けた結果、約2〜3年で目標の730点を超え、755点を達成することができました。

※TOEIC 730点は、多くの企業が海外駐在員に求める最低ラインとして知られているスコアで、英語中上級者の目安と言われています。実際、私が当時勤めていた会社でも海外赴任選抜の基準が730点でした。だからこそ、私もこのスコアを一つの目標として設定していたのです。

この記事では、英語が大嫌いだった私が実際にやった勉強法を、使用した教材・勉強時間・挫折した経験も含めて全部公開します。

「社会人から英語を始めても遅いかな」「仕事が忙しくて時間が取れない」と感じている方に、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

この記事を読むとわかること

  • 英語嫌いの社会人が400点台から755点を取った具体的な勉強法
  • 仕事と両立するための時間の使い方
  • 実際に使用した教材・サービス一覧
  • 挫折しそうになったときの乗り越え方
目次

私のTOEICスコア推移と勉強期間

スタート時の英語レベル

正直に言います。勉強を始めた頃の私の英語力は、中学レベルもあやしいほどでした。

中学から英語の授業が始まりましたが、最初からあまり興味が持てず。「どうせ大人になっても使わない」と完全に他人事でした。

そのまま勉強しないでいると、高校では授業についていけなくなり、定期テストで赤点を取るように。単語はわからない、文法はわからない、でも毛嫌いして勉強はしない。苦手意識がどんどん強くなる一方でした。

社会人になって英語の勉強を始めたとき、まず文法の参考書を開いてみると「こんな基礎的なことも理解できていないのか」と愕然としたほどです。

スコア推移と勉強期間

私のTOEICスコアの推移はこのようになっています。

受験回スコア状況
1回目400点台後半基礎固め後、初受験
2回目550点TOEIC対策を本格化
3回目685点着実にスコアアップ
4回目755点目標達成

2年制の専門学校を卒業後、20歳で就職し、英語学習をスタート。最初の3〜4年間は基礎固めに費やし、23〜24歳で初めてTOEICを受験しました。初受験から目標の755点達成までは約2〜3年。働きながらでも、コツコツ続ければ目標スコアに到達できることを身をもって証明できました。

1日の平均勉強時間

  • 平日(忙しい日):最低30分
  • 平日(余裕がある日):1〜2時間程度
  • 休日:時間があるときにまとめて学習

※具体的な時間の使い方や、忙しい社会人が学習を継続するための工夫は、後述の「仕事と勉強を両立させた方法」で詳しく解説します。

社会人が独学でTOEIC755点を取れた3つの理由

英検という「中間目標」を活用した

TOEIC学習というと、つい「TOEIC問題集だけをひたすら解く」という方向に行きがちです。しかし私は、TOEICとは別に英検を「中間目標」として活用しました。

具体的には、基礎固めの段階で英検準2級、継続学習の段階で英検2級を取得しました。その後は、受験はしないものの、準1級の単語帳や問題集にも取り組み、語彙力アップと気分転換、そして「今の自分がどこまで通用するか」を測る指標として活用しました。英検は級ごとにレベルがはっきり分かれているため、「次は2級合格」「次は準1級レベルの語彙を身につける」と勉強の方向性が常に明確になります。

英検2級に合格できたとき、『中学英語からやり直した自分でもここまで来れた!』って自信がグッとつきました。

TOEICだけを目標にしていたら、点数の伸び悩みでモチベーションが切れていたかもしれません。中だるみせず継続できた一因として、英検という中間目標の存在は大きかったと感じています。結果的に、英検対策で身につけた語彙力・読解力がTOEICのスコアアップにも直結しました。

もちろん、中間目標は英検でなくても構いません。TOEIC Bridge、IELTS、海外旅行で使える簡単な英会話など、「自分が達成感を得られる小さなゴール」を持つことが、長期的な継続の鍵だと思います。

目的を明確にした

なぜ英語を勉強するのか、目的が明確だったことも続けられた理由の一つです。

私の場合、きっかけはいくつかありました。仕事でも英語が使えると有利な場面があること。台湾に初めて海外旅行に行ったとき、言いたいことが伝えられないもどかしさを感じたこと。好きな洋楽の歌詞を理解したいこと。洋書を楽しみながら読めるようになりたいこと。

特に台湾旅行での体験は印象的でした。市街から少し離れた観光地からの帰り道、行きと違ってタクシーが全くつかまらず困っていました。そこで、近くにあったカフェに駆け込み、店員さんに片言の英語で何とか状況を伝え、お店の前までタクシーを呼んでもらうことができました。さらに、そのタクシーの運転手さんが日本好きで、私の拙い英語に合わせて簡単な言葉でたくさん話しかけてくれたのですが、こちらが伝えたいことの半分も伝えられず、「もっと話せるようになりたい」という強い気持ちが芽生えました。同時に、簡単な言葉でも英語で会話ができた喜びと楽しさは、今でも忘れられない経験です。

「英語ができる自分になりたい」という具体的なイメージがあると、勉強が辛い時期も続けられます。

総合的な英語力を土台にした

TOEICで高得点を取るために、TOEICの問題集だけをひたすら解く方法もあります。しかし私が実感したのは、TOEICのスコアは総合的な英語力の上に、TOEIC対策を乗せて初めて伸びるということです。

具体的には、こうした基礎力がTOEICの各パートで直接スコアに繋がりました。

  • 文法を体系的に学んだ → 長文の構造が瞬時に把握でき、Part 5〜7の正答率が上がった
  • 発音を学び正しい音を理解できるようになった → リスニング(Part 1〜4)で単語を「音」として聞き取れるようになった
  • 日頃から英語の文章を読む習慣をつけた → Part 7の長文も集中力を切らさず最後まで読み切れるようになった
  • リーディング・リスニングを継続的に鍛えた → TOEIC対策を始めた時点で、すでに「土台」が出来上がっていた

文法・発音・リスニング・リーディング・スピーキングと、英語の基礎力を幅広く鍛えていたことが、TOEIC対策を始めたときに大きく効いてきました。逆に言えば、土台がないままTOEIC対策のテクニックだけに走っても、スコアの伸びには限界があると私は感じています。

実際にやった勉強法【3つのステージ】

基礎固め期にやったこと

まず取り組んだのは、英語の基礎の徹底的な見直しです。

文法から始めました。「Forest」や「一億人の英文法」を使って、中学レベルから丁寧に学び直しました。最初は「こんな基礎もわかっていなかったのか」と驚くほどでしたが、文法の土台ができると他の学習がぐっとスムーズになりました。

次に発音です。「フォニックス発音トレーニング」を使い、英語の発音のルールをフォニックスから学びました。発音を正しく理解すると、リスニング力にも良い影響が出てきます。

音読とスピーキングの基礎を鍛えるために、「みるみる英語力がアップする音読パッケージ」や「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」も活用しました。

英語力の指標として英検準2級を取得し、さらに対面の英会話教室にも通い始めました。実際に講師と話す練習をすることで、インプットだけでは得られない瞬発力や度胸が身についていきました。

継続的に行った総合英語学習

基礎固めの後も、以下の学習を継続しました。これらはTOEIC対策というよりも、総合的な英語力アップのために取り組んだものです。

スタディサプリENGLISHのような英語学習アプリは、リスニングやリーディング、文法など多角的に学べて、スキマ時間に使いやすく、長期間継続して活用しました。アプリやテキストの音声を使ったシャドーイングもこの時期によく取り入れていました(シャドーイングの詳しいやり方は別記事で解説予定です)。

その後、料金面と続けやすさを考えて対面の英会話教室からオンライン英会話に切り替えました。毎日少しずつでも英語を話す習慣を作ることで、スピーキング力を継続して伸ばすことができました。

洋書での学習も取り入れました。最初は海外の子ども向けの本(中学英語レベル)から始め、楽しみながらリーディング力を鍛えました。

英検についても継続して取り組み、英検2級を取得。使用した教材は「でる順パス単」「集中ゼミ」、そして過去問です。

英検2級の取得後も継続して取り組み、英検準1級の単語帳やテキストにも挑戦しました。もともとは英語力そのものの底上げが目的でしたが、結果的に語彙力や読解力が上がり、直接的なTOEIC対策ではないものの、基礎英語力の底上げを通じてスコアアップにも良い影響があったと感じています。

TOEIC直前期にやった対策

TOEIC受験を本格的に意識し始めてから、TOEIC専用の対策を加えました。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)は、TOEICに頻出の単語が効率よくまとめられた定番の単語帳です。TOEIC特有の語彙は一般的な英語の勉強では補いきれない部分があるため、この1冊は必須でした。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集では、本番と同じ形式の問題を解くことで、時間配分や問題の傾向を掴みました。

公式問題集は約5周を目安に解き、回を重ねるごとに正答率と解答スピードを上げていきました。

解いた後の復習も大切にしました。間違えた問題は「なぜその答えになるのか」を必ず調べて理解し、知らなかった単語や表現はその都度メモして都度インプットすることを習慣化。同じ間違いを繰り返さないようにすることが、確実なスコアアップに繋がったと感じています。

実際に使用した教材・サービス一覧

参考までに、私が実際に使用した教材・サービスのうち、代表的なものを一覧にまとめました。気になるものがあれば、今後の記事で詳しく紹介していきます。

カテゴリ教材・サービス名ひとこと感想
文法Forest中学〜高校文法を網羅。辞書的に使える
文法一億人の英文法英語の感覚がわかる解説が豊富
発音フォニックス発音トレーニング発音のルールをゼロから学べる
音読みるみる英語力がアップする音読パッケージ音読の効果を実感できる1冊
スピーキングどんどん話すための瞬間英作文トレーニング英語を口から出す訓練に最適
英検単語でる順パス単(英検2級・準1級)英検対策と語彙強化の両方に使えた
英検対策英検集中ゼミ(各級対応)過去問形式で実践力がつく
英会話スクールNOVA(英会話)実際の会話で度胸と瞬発力がついた
オンライン英会話レアジョブ英会話コスパよく毎日英会話練習できる
英語学習アプリスタディサプリENGLISHスキマ時間を活かした総合英語学習に最適
多読洋書(ペーパーバック)英語を英語のまま読む習慣がついた
TOEIC単語TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ(金フレ)TOEIC特有の語彙を効率よく習得できる定番書(楽天ブックスで見る)
TOEIC問題集公式TOEIC Listening & Reading 問題集本番形式に慣れるために必須(楽天ブックスで見る)

仕事と勉強を両立させた方法

社会人が英語学習で一番ぶつかる壁は「時間がない」ことだと思います。私も例外ではなく、平日は残業もあり、まとまった勉強時間を確保するのは最初から諦めていました。

そこで意識したのが、「スキマ時間の活用」です。

勉強する内容も、時間と場所によって使い分けていました。

通勤電車や昼休み、外出中など外にいる時間は、「手軽にできる学習」を中心に。スマホアプリでの単語学習や、イヤホンで英語を聞き流すリスニングなど、歩きながらでも電車の中でも続けられるものを選んでいました。「1単語でも覚えればOK」という気持ちで取り組むのがコツです。

一方、朝の早起き時間や帰宅後の落ち着いた時間など、家で集中できる時間帯は「腰を据えてやる学習」に充てました。テキストを使った音読、長文読解、文法の復習など、ある程度の時間と集中力が必要な学習はこの時間帯に。仕事前に1時間早起きして朝活もよくしていました(余裕がある日は2時間ほど早起きすることも。もちろん起きられない日もありますが、無理しない範囲で続ける意識でした)。

目標は「1日30分でも英語に触れる」こと。ただ仕事の都合や疲れで、机に向かって30分確保できない日も当然ありました。そんな日でも「最低でも何かしらの英語に触れる」と決めていました。アプリで単語を1つだけ覚える、英語の音声を5分聞き流す、それだけでもOK。

夜に飲み会や用事があって、どうしても勉強時間が取れないとわかっている日は、「どうすれば時間を確保できるか」を逆算しました。前日のうちに翌朝いつもより早起きする計画を立てたり、用事の前後の隙間にアプリで単語を確認したり。「やらない理由」より「どうやればやれるか」を考える習慣が、継続の鍵だったと感じています。

あなたの1日にも、必ず「英語に触れられる5分」は見つかるはずです。通勤の電車内、昼休みの最初の5分、寝る前のベッドの中——大切なのは、その5分を見つけて続けることです。

時間の長さよりも「毎日途切れさせない意識」を大切にする。これが社会人英語学習を続ける鉄則だと実感しています。

挫折しそうになったとき、どう乗り越えたか

正直に言うと、何度も「もうやめようかな」と思いました。

特にきつかったのは、どれだけ学習しても、いざ英会話の場で言いたいことがスッと出てこないもどかしさを感じる時期です。また、TOEIC受験を意識し始めて半年ほど勉強しても、問題集を解いてもなかなか手応えが出ず、成果が目に見える形で出ない時期もありました。「自分には向いていないのかも」と本気で思いました。

それでも続けられた理由は2つあります。

1つ目は、「完璧にやらなくていい」と割り切ったこと。やる気が出ない日は5分だけ単語を見て終わりにする。それでも「今日もやった」という事実が積み重なっていきました。

2つ目は、小さな成功体験を意識して拾い上げたこと。たとえば、ある日アプリのリスニングで、これまで聞き取れなかった単語が突然クリアに聞こえた瞬間。英会話レッスンで、講師の質問に咄嗟に英語で返せた日。そういった「あ、ちょっと伸びてるかも」と感じる小さな変化を見逃さないようにしました。こうした小さな成功体験が積み重なっていくことが、次のモチベーションに繋がっていきます。

英語学習に「停滞期」はつきもので、そこを抜けると突然スコアが伸びることがあります。私も最初の模試から本番まで、じわじわとスコアが上がっていきました。

英語が苦手なあなたへ伝えたいこと

「英語が苦手」というのは、センスがないわけでも、頭が悪いわけでもありません。ただ、正しい順序で、続けてこなかっただけです。

私自身、学生時代は英語の授業が嫌いで成績も悪く、社会人になってからも「どうせ無理」と諦めていました。でも、基礎からやり直して継続したら、TOEIC755点まで到達できました。

特別な才能やセンスは必要ありません。英語が大嫌いだった私自身がそれを証明しています。必要なのは、「正しいやり方」と「続ける仕組み」だけです。

このブログでは、私が実際に試した教材・方法・失敗談を紹介していきます。あなたの英語学習の参考に、少しでもなれたら嬉しいです。

まとめ

この記事では、私がTOEIC400点台から755点を取るまでにやった勉強法を、時系列ですべて紹介しました。

改めてポイントをまとめると:

  • まず文法・発音・音読の基礎固めから始める
  • 英会話・アプリ・洋書、そしてシャドーイングで継続的な総合英語学習を積み重ねる
  • TOEIC受験を決めたら直前期に特化した対策を加える
  • 社会人は「スキマ時間の積み重ね」で乗り切る
  • 停滞しても諦めず、小さな成功体験を積み上げる

英語嫌いだった私でもできたので、あなたにもきっとできます。

大切なのは、完璧を目指すことではなく、今日の小さな一歩を踏み出すこと

通勤中の5分、寝る前の単語アプリ、どんな形でも大丈夫です。まずは「今日できること」を1つだけ決めてみてください。

このブログでは今後も、具体的な教材レビュー・学習法・体験談を発信していきます。あなたの英語学習の伴走者として、少しでも力になれたら嬉しいです。

英語が苦手だった僕でもここまで来れました。一緒に小さな一歩から始めましょう。

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この記事を書いた人

ショウ|元・英語アレルギーの社会人。独学でTOEIC400点台→755点を達成。英検2級保有。「仕事が忙しくても英語は必ず伸ばせる」を信じて、TOEIC・英会話・学習アプリのリアルな体験談を発信中。同じ悩みを持つ社会人の小さな一歩を、伴走者として後押しします。

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