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「オンライン英会話を始めよう」と決めたものの、いざ調べてみると、サービスの数が多すぎて手が止まる。
レアジョブ、DMM英会話、ネイティブキャンプ、ビズメイツ、QQ English……。どのサイトを見ても「初心者でも安心」「続けやすい」「講師の質が高い」と魅力的な言葉が並んでいて、結局どれが自分に合うのか分からない。ランキング記事を10個見ても、サイトごとに1位が違って、ますます決められなくなる。
私も最初はそうでした。
申し遅れました。ショウです。英語が大の苦手だった会社員で、TOEICは400点台からスタート。対面の英会話スクールに通ったあと、オンライン英会話のレアジョブに切り替えて、かれこれ3年使ってきました。

正直、最初は「一番安いところでいいや」くらいの気持ちで選ぼうとしてました。でも、それだと続かなかったかもしれません。
この記事では、レアジョブを3年使い、対面スクールも経験した立場から、社会人がオンライン英会話を選ぶときの考え方を本音で書きます。主要5社の料金や特徴は公式情報できちんと比較しますが、最初に結論を言っておきます。
料金やランキングだけで選ぶと、続かずにやめてしまう人が少なくありません。大事なのは「自分が続けられそうか」。そしてそれは、無料体験を受けてみれば、はっきり分かります。
合わなければ、あとで変えればいい。それくらいの気持ちで大丈夫です。
なお、そもそも「対面とオンライン、どっちから始めるか」で迷っている方は、先に英会話は対面とオンラインどっちから?英語苦手な社会人の選び方を読んでもらうと、この記事がより役立つと思います。この記事は「オンラインで始めると決めた人」に向けたものです。
オンライン英会話は「何で選ぶ」と失敗しないのか
先に、いちばん伝えたいことから書きます。
オンライン英会話を「料金の安さ」や「ランキングの順位」だけで選ぶと、続かなくなりやすい——これは英会話でよくある話です。
もちろん料金は大事です。無理なく払える金額でないと続きませんし、予算は選ぶうえで欠かせない条件です。ただ、それは「自分の予算に収まっているか」という話であって、「いちばん安いものを選べば続く」わけではありません。ランキングの順位も同じで、1位だからといって自分に合うとは限らない。どんなに安いプランでも、自分に合わずに3ヶ月でやめてしまえば、その3ヶ月分のお金はほぼ無駄になります。逆に、自分に合っていて気持ちよく続けられるなら、多少高くても十分に元は取れます。
では何で選ぶのか。3年続けてみて思うのは、続くかどうかを決めるのは料金ではなく、次の3つだということです。
- 講師との相性(話していて安心できるか、話すテンポやフィードバックの仕方が自分に合うか)
- 続けられる手軽さ(予約が面倒でないか、スマホで完結するか、自分の生活リズムに無理なく組み込めるか)
- 小さな成長を実感できるか(「前より話せた」という手応えがあると、調子の出ない時期も乗り越えられる)
このどれも、料金表やランキングの数字には出てきません。だから「最安はここ」という記事だけを見て決めると、肝心の「続けられるか」が抜け落ちてしまうんです。



数字で比べられるところは、このあとちゃんと表にします。でも「数字に出ないところ」のほうが、続けるうえでは大事だったりします。
このあと、まずは社会人がリアルに続けられる頻度と予算を整理して、それから5社を具体的に比較していきます。
社会人が「続けられる」頻度と予算の現実値
サービスを比べる前に、自分が月にどれくらい受講するのかをイメージしておくと、選びやすくなります。プランは「週に何回レッスンを受けるか」で選ぶものだからです。
頻度の現実値は「週2〜3回」、できるなら毎日
私の場合、基本は毎日受けていました。ただ、用事がある日や体調がすぐれない日は休みます。それでも「少なくとも2〜3日に1回はやる」を守っていました。
社会人は忙しいので、毎日きっちりは難しい人も多いと思います。それでも、週2〜3回はやりたいところです。英語は話す機会を増やすほど慣れていくので、回数はそのまま上達に効いてきます。
ただし、いちばん大事なのは「無理なく続けること」。気合を入れて毎日プランを契約しても、2週間でしんどくなって辞めたら本末転倒です。話す機会を増やすことと、無理なく続けることのバランスで決めるのがいいと思います。
予算は「スタンダード帯」で十分。目的があれば上位帯
予算は人によって違いますが、料金の相場感を知っておくと選びやすくなります。オンライン英会話の料金は、ざっくり2つの帯に分かれます。
- スタンダード帯(月7,000〜8,000円台):日常会話が中心。毎日話せるプランでもこの価格帯(レアジョブ・DMM・ネイティブキャンプなど)
- 上位帯(月1万5千円前後):ビジネス特化や、講師の質・回数に振り切ったサービス(ビズメイツ、QQ Englishの回数多めのプランなど)
英語が苦手な状態から「まず話すことに慣れたい」のであれば、スタンダード帯で十分です。仕事で使う英語のように目的がはっきりしている人だけ、上位帯を検討すればいい——このくらいの考え方で大丈夫です。
そもそもオンライン英会話の魅力のひとつは、対面スクールより手頃に、たくさん話せることです。対面はスクールにもよりますが、グループでも月1万円ほどから(受けられる回数は限られます)、マンツーマンなら月2万円を超えることもあります。一方オンラインは、毎日話せるプランでもスタンダード帯ならその範囲。同じお金でも、話せる量がまるで違います。「対面より気軽に、たくさん続けられる」——これがオンラインを選ぶ大きな理由になる人は多いはずです。
ただ、ここで誤解しないでほしいことがあります。「対面より手頃」なのはオンライン全体の話で、オンラインの中でいちばん安いものを選べばいい、という意味ではありません。どのオンライン英会話にするかは、料金よりも「続けられそうか」で決めるのが正解です。安さが効いてくるのは「対面と比べるとき」、続けやすさが効いてくるのは「オンライン同士で比べるとき」——この2つを分けて考えると、選び方がぶれません。
そしてもう一つ、世間の「初心者向けアドバイス」と逆のことを言います。よく「初心者はまず月8回くらいの軽いプランで様子見を」と言われますが、私は初心者でも毎日プランは贅沢じゃないと思っています。むしろ、金銭的・時間的に余裕があるなら、毎日話したほうが上達は早いです。



私は対面スクールのあとにオンラインに切り替えたので、「毎日受けられてこの値段?安い!」と感じました。そこは人それぞれなので、自分の予算で無理のない範囲で選べば大丈夫です。
つまり判断軸はこうです。
- 週2〜3回で十分 → 月8回〜16回くらいのプラン
- 毎日話したい・上達を急ぎたい → 毎日プラン、または受け放題
これを踏まえて、いよいよ5社を比較します。
主要オンライン英会話5社を比較
ここからは、社会人に人気の主要5社を、公式情報をもとに比較します(料金は税込・2026年5月時点)。
| サービス | 毎日プラン相当 | 軽め(月8〜16回) | ネイティブ講師 | 1レッスン単価 | 無料体験 |
|---|---|---|---|---|---|
| レアジョブ | 毎日25分 ¥7,980 | 月8回 ¥4,980 | ネイティブパスで可(別料金) | ¥257 | 7日間 |
| DMM英会話 | 毎日1回 ¥6,980 | 月8回 ¥4,880 | プラスネイティブ ¥22,880 | ¥227 | 7日間 |
| ネイティブキャンプ | 受け放題 ¥7,480 | ─(受け放題のみ) | +¥9,800で受け放題 | 受け放題(毎日2回で約¥125) | 7日間 |
| ビズメイツ | 毎日25分 ¥14,850 | 月15回 ¥14,850 | ほぼなし(フィリピン人中心) | ¥495 | 1回 |
| QQ English | 月30回 ¥14,980 | 月16回 ¥9,680 | なし(フィリピン人講師) | ¥499 | 2回 |
数字だけ見ると料金差が大きいですが、これは各社の「強み」が違うからです。1社ずつ、どんな人に向くかを見ていきます。
レアジョブ|続けやすさと安心感の老舗
私が3年間使ってきたサービスです。2007年スタートの老舗で、会員数は120万人以上。講師はフィリピン人が中心(ノンネイティブ)で、採用率1%の厳選。カウンセリングのサポートも手厚く、初心者が安心して始めて、無理なく続けられるのが持ち味です。
毎日25分で月7,980円。1レッスンあたり257円と、対面スクールとは比べものにならない手頃さです。
DMM英会話|多国籍の講師とコスパ
世界119カ国以上の講師と話せるのが最大の特徴で、教材も17,000種類以上すべて無料。しかも毎日1回プランが月6,980円と、今回の5社の「毎日プラン」の中ではいちばん手頃です(レアジョブの毎日25分7,980円より安く済みます)。「いろんな国の人と、なるべく安く話したい」人にいちばん向きます。追加料金(プラスネイティブ)を払えば、ネイティブ講師や日本人講師とも話せます。
ネイティブキャンプ|とにかく量を話したいなら
業界では珍しい受け放題(回数無制限)。月7,480円で、思い立った瞬間に「今すぐレッスン」を予約なしで受けられます。たとえば毎日2回(月60回)受ければ、1レッスンあたり125円ほど。受ければ受けるほど単価が下がるので、とにかくたくさん話したい、隙間時間にどんどん受けたい人に強いです。
なお「予約レッスン」だけは別途コインが必要ですが、受け放題の「今すぐレッスン」はコイン不要。コインは「お気に入りの講師を確実に予約したいとき」だけの追加コストと考えればOKです。
ビズメイツ|ビジネス英語に振り切るなら
講師全員がビジネス経験者で、教材も業界・職種別という、ビジネス特化型。料金は毎日25分で月14,850円と高めですが、その分「仕事で使う英語」に最短で寄せられます。レベルはLevel 0〜5の段階制で、初心者は文法ゼロからでも始められます。仕事で英語を使う予定が明確にある人向けです。
QQ English|講師の質を最重視するなら
講師は全員が正社員・大卒で、国際資格TESOLの取得が必須。講師の質に最も投資しているサービスです。英語を速く習得する「カランメソッド」の正式認定校でもあります。ポイント制で、月4回3,280円から月30回14,980円まで柔軟に選べます。講師の質を妥協したくない人に向きます。
毎日話せるプランは、今は珍しくない
ちなみに、私がオンライン英会話を始めた頃は「毎日受けられる」こと自体が大きな魅力でした。でも今回の5社を見ると、どこも毎日(相当)話せるプランを用意していて、ネイティブキャンプにいたっては受け放題まである。「毎日話せる環境」は、いまや特別なものではなくなっています。



選択肢が増えたぶん、迷うのも当然です。だからこそ「自分はどのタイプか」で絞るのがラクですよ。次でタイプ別に整理します。
タイプ別の選び方(ランキングではなく「あなたはどれ?」)
「結局どれが1位なの?」と聞きたくなる気持ちは分かります。でも、ここではあえてランキングにしません。人によって合うものが違うので、順位をつけてもあまり意味がないからです。
代わりに、タイプ別に整理します。自分に近いものを選んでみてください。
- 安心して始めたい・続けやすさ重視の初心者 → レアジョブ
- いろんな国の講師と話したい・コスパ重視 → DMM英会話
- とにかく量を話したい・隙間時間に受け放題 → ネイティブキャンプ
- ネイティブ講師と話したい → DMM英会話(プラスネイティブ)/ネイティブキャンプ(ネイティブオプション)
- 仕事で使うビジネス英語が目的 → ビズメイツ
- 講師の質を最重視・カランメソッドを試したい → QQ English
「レアジョブとDMM、どっち?」のように2社で迷うこともあると思います。その場合は、多国籍の講師やコスパならDMM、続けやすさのサポートや老舗の安定感ならレアジョブ、くらいの分け方で考えると選びやすいです。
なぜ私はレアジョブを3年続けられたのか
ここまで他社の強みも正直に書いてきました。実際、私も他社が気になったことはあります。ネイティブ講師と話せるプランや、受け放題のコース。「いいな」と思ったのは本当です。
それでも、私はレアジョブから乗り換えませんでした。
理由は、数字には出ないところにあります。
講師がとにかく優しかった。お気に入りの先生や、続けるうちに仲良くなった先生が何人もできた。予約システムにも慣れて、迷わず操作できるようになっていた。そして何より、「英語を話せるようになる」という目的に対して、不満がなかった。
この「お気に入りの先生」や「システムへの慣れ」は、乗り換えると一度ゼロに戻ります。新しいサービスでまた一から先生を探して、操作を覚え直す——その手間は、料金表には載っていないけれど、確実にコストなんです。
正直に言えば、レアジョブにも弱みはあります。講師はフィリピン人が中心で、ネイティブ講師と話すには「ネイティブパス」という専用プランが必要です(私はそこまでは使いませんでした)。DMMやネイティブキャンプのように、標準で多国籍・ネイティブの講師から自由に選ぶ形ではありません。また、受け放題のような回数無制限プランもない。だから「いろんな国の人やネイティブと話したい」「とにかく量を受けたい」人には、他社のほうが合うと思います。
でも、私の場合は、英語を話せるようになるのが目的だったので、ノンネイティブの講師で十分でした。これは3年使ってみての実感です。もちろん人によって考え方は違いますが、「ネイティブじゃないと意味がない」と最初から決めつけなくてもいい、というのが私の本音です。



「乗り換えたほうが得かも」と思った時期もありました。でも、慣れた環境で気持ちよく続けられたことが、結局いちばんの近道だったと思います。
レアジョブを実際にどう使っていたか、3年の体験談はレアジョブで英語が話せるようになる?英語苦手な社会人が3年使った本音に詳しく書いています。予約のコツや教材の選び方など、続けるための具体的な使い方はレアジョブの予約のコツ・教材の選び方・続け方を実体験で解説にまとめました。気になる方はあわせてどうぞ。
無料体験で必ずチェックすべき4つのこと
ここまで読んで「だいたい絞れてきた」という人も、まだ迷っている人も、最後はこれです。
無料体験を受けてみること。
5社とも無料体験があります(レアジョブ・DMM・ネイティブキャンプは7日間、QQ Englishは2回、ビズメイツは1回)。お金をかけずに、実際の雰囲気を確かめられます。
ネットでどれだけ情報を集めても、最後に分かるのは「数字」や「他人の口コミ」までです。講師の話すテンポ、自分が緊張するのか楽しめるのか、操作のしやすさ——こうした”自分の体感”だけは、料金表やランキングには絶対に載っていません。そして続けられるかどうかを決めるのは、まさにこの体感の部分です。1回受けてみるだけで、それがスッと分かります。
体験のときにチェックすべきは、次の4つです。
- 講師の質:説明が分かりやすいか、こちらの拙い英語を待ってくれるか
- 雰囲気:受けていて楽しいか、また受けたいと思えるか
- 予約システム:操作が分かりやすいか、自分の生活リズムで予約が取れそうか
- 「受けたい」と感じるか:終わったあとに「もう1回受けたいな」と思えたか
逆に、料金の優先度はそんなに高くなくていいと思います。月に数百円の差より、「続けられそうかどうか」のほうが、最終的にずっと大きな差になります。ここが、料金で選んではいけないと言う理由です。
まとめ:自分で受けて、自分で選んでいい
長くなったので、最後にいちばん伝えたいことを。
人によって、合うサービスは変わります。料金が安いほうがいい人もいれば、ネイティブ講師にこだわりたい人もいる。だから「これが正解」という1社は、本当は存在しません。
そして、ほとんどのサービスで無料体験ができます。だったら、まずは自分で体験してみて、「続けられそう」「楽しい」「雰囲気がいい」——最初はそのくらいの感覚で選んでいいと思います。
もし合わなければ、あとで他のサービスに変えればいいだけです。最初の1社を完璧に選ぼうとして動けなくなるより、とりあえず一歩踏み出したほうが、ずっと前に進めます。
「さっき『乗り換えると、お気に入りの先生やシステムへの慣れがゼロに戻る』と言ったのに?」と思うかもしれません。でも、これは矛盾しません。失うものが大きいのは、自分に合うサービスを続けて関係や慣れを積み上げたあとの話です。まだ合うかどうかも分からない最初の段階なら、失うものはほとんどありません。だから、最初の1社は気軽に試して、合わなければ変えればいい。そして「これだ」と思える1社に出会えたら、腰を据えて続ける——その順番でいいんです。
私自身はレアジョブ一筋で3年続けましたが、それでも「合わなければ変えていい」と本気で思っています。大事なのは、英語を話す時間を生活に取り入れること。その入り口は、どのサービスでも構いません。
あなたに合う1社が見つかることを願っています。まずは気になったところの無料体験から、どうぞ。





